龍天ノ門―居眠り磐音江戸双紙 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
新玉の年を迎えた江戸深川六間堀、金兵衛長屋。相も変わらぬ浪人暮らしの磐音だが、正月早々、八百八町を震撼させる大事件に巻き込まれる。さらに生まれ故郷の豊後関前藩でも新たな問題が出来する。日溜まりでまどろむ猫の如き磐音の豪剣が砂塵を巻いて悪を斬る。著者渾身の書き下ろし痛快時代小説第五弾。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐伯 泰英
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』以後、スペインをテーマにした作品を発表。99年、初の時代小説『密命』を皮切りに次々と作品を刊行、時代小説の旗手として高い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
竜馬がゆく〈2〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
青春小説の名作が読みやすくなって再登場。前半は、奥手だった幼年期から、剣術修行、脱藩、勝海舟との出会いと海軍塾設立までを描く
内容(「BOOK」データベースより)
黒船の出現以来、猛然と湧き上ってきた勤王・攘夷の勢力と、巻き返しを図る幕府との抗争は次第に激化してきた。先進の薩摩、長州に遅れまいと、固陋な土佐藩でクーデターを起し、藩ぐるみ勤王化して天下へ押し出そうとする武市半平太のやり方に、限界を感じた坂本竜馬は、さらに大きな飛躍を求めて、ついに脱藩を決意した。
あやし (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
その話が、どういうふうに終わるのか、おまえは、ちゃんと聞いたのか?
どうしたんだよ。震えてるじゃねえか。悪い夢でも見たのかい……。月夜の晩の本当に恐い恐い、江戸ふしぎ噺――。著者渾身の奇談小説。
内容(「BOOK」データベースより)
十四歳の銀次は木綿問屋の「大黒屋」に奉公にあがることになる。やがて店の跡取り藤一郎に縁談が起こり、話は順調にまとまりそうになるのだが、なんと女中のおはるのお腹に藤一郎との子供がいることが判明する。おはるは、二度と藤一郎に近づかないようにと店を出されることに…。しばらくして、銀次は藤一郎からおはるのところへ遣いを頼まれるのだが、おはるがいるはずの家で銀次が見たものは…。(「居眠り心中」)月夜の晩の本当に恐い江戸ふしぎ噺・九編。
新選組始末記 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
確かな史実と豊かな巷説を現地踏査によって再構成し、隊士たちのさまざまな運命を鮮烈に描いた不朽の実録。新選組研究の古典として定評のある、子母沢寛作品の原点となった記念作。
遠謀―密命・血の絆 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
惣三郎、清之助、そして
達人の域に
「密命」波瀾万丈!
金杉惣三郎(かなすぎそうざぶろう)の次女結衣(ゆい)が出奔(しゅつぽん)した。しかも、旅芸人一座とともに尾張に向かったと知った惣三郎は、胸騒ぎを覚えた。またしても尾張徳川家の陰謀か? 大和柳生(やまとやぎゅう)の庄で剣術修行を続ける清之助(せいのすけ)に危急を知らせ、惣三郎は尾張名古屋にてわが息子と実に三年ぶりに再会、父子で血戦に臨む。尾張柳生との凄絶(せいぜつ)な戦いを通して父、息子、娘が絆(きずな)を強める、大人気シリーズ第十四弾!
内容(「BOOK」データベースより)
金杉惣三郎の次女結衣が出奔した。しかも、旅芸人一座とともに尾張に向かったと知った惣三郎は、胸騒ぎを覚えた。またしても尾張徳川家の陰謀か?大和柳生の庄で剣術修行を続ける清之助に危急を知らせ、惣三郎は尾張名古屋にてわが息子と実に三年ぶりに再会、父子で血戦に臨む。尾張柳生との凄絶な戦いを通して父、息子、娘が絆を強める、大人気シリーズ第十四弾。
残侠―天切り松 闇がたり〈第2巻〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
ある日、安吉一家に現れた時代がかった老侠客。幕末から生き延びた清水一家の小政だというのだが……。表題作「残侠」他、大正ロマンの闇を駆ける義賊一家の大活躍第二弾。 (解説・大山勝美)
内容(「BOOK」データベースより)
ある日、目細の安吉一家に客分として現れた、時代がかった老侠客。その名も山本政五郎―すなわち幕末から生き延びた、清水の次郎長の子分・小政だというのだが…。表題作「残侠」など、天下の夜盗「天切り松」が六尺四方にしか聞こえぬ闇がたりの声音で物語る、義賊一家の縦横無尽の大活躍八編。粋でいなせな怪盗たちが大正モダンの大東京を駆け抜ける、感動の傑作シリーズ第二弾。
新選組副長助勤 斎藤一 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
幕末の動乱、京洛の地に血風を呼んだ新選組。この最強の武士集団の中でも、副長助勤・斎藤一は秀抜な剣技の持ち主であった。異分子の脱盟騒動に際し、油小路の粛清劇で影の主役をつとめる。戊辰戦争の後、藤田五郎と改名。西南戦争が起こるや、警視庁巡査隊に参加して九州へ赴き、勇名を馳せる。剣の刃渡りにも似た波乱の生涯を活写した名著がついに文庫化。新選組ファン必読。
内容(「MARC」データベースより)
野火のように激しく燃え盛り、走り過ぎていった新選組のロマンは、斎藤一の名と共に今も会津に残る。新選組副長助勤、そして後半生を旧会津藩士として生きた彼の姿を描く。
--このテキストは、
単行本
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覘き小平次 (新書)
出版社 / 著者からの内容紹介
死んだように生きる幽霊役者と、生き乍ら死を望む女。小平次とお塚は押入襖の隙間からの目筋とこの上ない嫌悪とで繋がり続ける山東京伝の名作怪談を現代に甦らせた山本周五郎賞受賞作。
内容(「BOOK」データベースより)
手前は陽炎の如く消えたくとも消えられず、無様に齢を重ねる廃者。薄膜一枚の紙風船。中はがらんどうで御座います―死んだように生きる幽霊役者と、生き乍ら死を望む女。襖戸の隙間からの目筋とこの上ない嫌悪とで繋がり続ける小平次とその妻・お塚。かれらを軸に語られるのは、生者たちの忿恚、悲歎、嗜慾、愛憎…当代随一の戯作者の手によって、山東京伝の名作怪談がいま、甦る。第16回山本周五郎賞受賞作品。
坂の上の雲〈1〉 (文庫)
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同じ松山で生まれ育った正岡子規と、日露戦争で活躍した秋山兄弟。子規は病と闘いながら俳諧の革新に挑み、秋山兄弟はそれぞれ日本の騎兵、海軍の技術向上に尽力した。当時最強とうたわれたロシアのコサック騎兵を打ち破るべく、ひたすら仕事に打ち込む兄好古と、文学の世界に未練を残しながらも海軍に入隊し、海軍戦術を研究し続けた弟真之。2人のまじめな努力の成果は、歴史が証明している。誰もが立身出世を目指した時代に、彼らがどうやって自分の人生の意義を見出したのか。そんな視点から読んでみるのもおもしろい。 司馬遼太郎の大河小説の中でも、本書は特に評価が高く、ビジネスパーソンをはじめ、多くの人々に読まれている。改革の時代にこそひも解きたい、そんな1冊である。(土井英司)
出版社/著者からの内容紹介
松山出身の歌人正岡子規と軍人の秋山好古・真之兄弟の三人を軸に、維新から日露戦争の勝利に至る明治日本を描く大河小説。全八冊
安徳天皇漂海記 (単行本)
出版社/著者からの内容紹介
ジパングの若き詩人王は詠い、巡遣使マルコ・ポーロは追う。神器に封じられた幼き帝を 壇ノ浦から鎌倉、元、滅びゆく南宋の地へ。海を越え、時を越えて紡がれる幻想の一大叙事詩。
内容(「BOOK」データベースより)
悲劇の壇ノ浦から陰謀渦巻く鎌倉、世界帝国元、滅びゆく南宋の地へ。海を越え、時を越えて紡がれる幻想の一大叙事詩。