梅雨ノ蝶―居眠り磐音江戸双紙 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
青梅が初夏の陽光に映える頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。佐々木玲圓道場の改築完成を間近に控えたある日、南町奉行所定廻り同心木下一郎太と火事場に遭遇し、思わぬ事件に……。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十九弾。
内容(「BOOK」データベースより)
青梅が初夏の陽光に映える頃、深川六間堀、金兵衛長屋に住む坂崎磐音は相も変わらぬ浪々の日々を送っていた。佐々木玲圓道場の改築完成を間近に控えたある日、南町奉行所定廻り同心木下一郎太と火事場に遭遇し、思わぬ事件に…。春風駘蕩の如き磐音が許せぬ悪を討つ、著者渾身の書き下ろし痛快長編時代小説第十九弾。
三国志 第三巻 (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
黄巾の叛乱収まらず、朝廷の腐敗につけこむ董卓は逐に洛陽を焼きはらう。曹操、戦塵にまみれ知力を尽くす巻である。
内容(「MARC」データベースより)
皇帝は自らの悪政に気づかない。官位を金銭で売り、民を死においやった。曹操の父も汚濁にまみれ栄達し、やがて息子は父から去る。宮城谷版「三国志」第3弾。
恋いちもんめ (単行本)
内容(「BOOK」データベースより)
江戸・両国広小路―。年頃を迎えた水茶屋「明石屋」の娘・お初の前に、なんの前触れもなく現れた若い男。彼女の見合相手と身を明かす青物屋「八百清」の跡取り息子・栄蔵に、お初が淡い恋心を抱き始めた矢先、事件は起こった…。運命のいたずらに翻弄される二人。純愛の行き着く先は?感涙止まぬ、傑作人情譚。
内容(「MARC」データベースより)
江戸・両国広小路。年頃を迎えた水茶屋「明石屋」の娘・お初の前に、何の前触れもなく現れた若い男。彼女の見合い相手と身を明かす青物屋「八百清」の跡取り息子・栄蔵に、お初が淡い恋心を抱き始めた矢先、事件は起こった…。
坂の上の雲〈1〉 (文庫)
Amazon.co.jp
同じ松山で生まれ育った正岡子規と、日露戦争で活躍した秋山兄弟。子規は病と闘いながら俳諧の革新に挑み、秋山兄弟はそれぞれ日本の騎兵、海軍の技術向上に尽力した。当時最強とうたわれたロシアのコサック騎兵を打ち破るべく、ひたすら仕事に打ち込む兄好古と、文学の世界に未練を残しながらも海軍に入隊し、海軍戦術を研究し続けた弟真之。2人のまじめな努力の成果は、歴史が証明している。誰もが立身出世を目指した時代に、彼らがどうやって自分の人生の意義を見出したのか。そんな視点から読んでみるのもおもしろい。 司馬遼太郎の大河小説の中でも、本書は特に評価が高く、ビジネスパーソンをはじめ、多くの人々に読まれている。改革の時代にこそひも解きたい、そんな1冊である。(土井英司)
出版社/著者からの内容紹介
松山出身の歌人正岡子規と軍人の秋山好古・真之兄弟の三人を軸に、維新から日露戦争の勝利に至る明治日本を描く大河小説。全八冊
聖断 昭和天皇と鈴木貫太郎 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
聖断がくだり、そして戦争は終わった――。
連合艦隊の消滅、沖縄の陥落、広島・長崎への原爆投下、ソ連の満洲侵攻など、刻一刻と破局へと突き進んでいった戦争末期の日本。本土決戦が当然のように叫ばれ“一億玉砕論”が渦巻く中、平和を希求する昭和天皇と心を通い合わせ、二人三脚で戦争を終結に導いた一人の老宰相がいた。その名は鈴木貫太郎。
運命の昭和二十年八月十四日、鈴木は御前会議ですっくと立つと、原稿はおろかメモひとつなく、語りはじめた。八月九日の第一回の聖断以来の全ての出来事をよどみなく報告するのである。そして最後に言った。
「ここに重ねて、聖断をわずらわし奉るのは、罪軽からざるをお詫び申し上げます。しかし意見はついに一致いたしませんでした。重ねて何分のご聖断を仰ぎたく存じます」
不気味な静寂がしばし流れた。やがて天皇裕仁が静かに口を開いた――。
昭和史最大のドラマである“日本敗戦”を描いた不朽の名作!
内容(「BOOK」データベースより)
聖断がくだり、そして戦争は終わった―。連合艦隊の壊滅、沖縄の陥落、広島・長崎への原爆投下、ソ連の満洲侵攻など、刻一刻と破局へと突き進んでいった敗戦末期の日本。本土決戦が当然のように叫ばれ“一億玉砕論”が渦巻くなか、平和を希求する昭和天皇と心を通い合わせ、二人三脚で戦争を終結へと導いたひとりの老宰相がいた。昭和史最大のドラマである「日本敗戦」を描いた不朽の名作。
壬生義士伝 下 文春文庫 あ 39-3 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
日本人の「義」とは何か。2003年初春映画化!
「死にたぐねえから人を斬るのす」新選組で、ただひとり庶民の心を失わなかった吉村貫一郎の非業の生涯を描く浅田次郎版「新選組」
内容(「BOOK」データベースより)
五稜郭に霧がたちこめる晩、若侍は参陣した。あってはならない“まさか”が起こった―義士・吉村の一生と、命に替えても守りたかった子供たちの物語が、関係者の“語り”で紡ぎだされる。吉村の真摯な一生に関わった人々の人生が見事に結実する壮大なクライマックス。第13回柴田錬三郎賞受賞の傑作長篇小説。
天狗風―霊験お初捕物控〈2〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
一陣の風が吹いたとき、嫁入り前の娘が次々と神隠しに――。
不思議な力をもつお初は、算学の道場に通う右京之介とともに、忽然と姿を消した娘たちの行方を追うことになった。ところが闇に響く謎の声や観音様の姿を借りたもののけに翻弄され、調べは難航する。『震える岩』につづく“霊験お初捕物控”第2弾。
内容(「BOOK」データベースより)
一陣の風が吹いたとき、嫁入り前の娘が次々と神隠しに―。不思議な力をもつお初は、算学の道場に通う右京之介とともに、忽然と姿を消した娘たちの行方を追うことになった。ところが闇に響く謎の声や観音様の姿を借りたもののけに翻弄され、調べは難航する。『震える岩』につづく“霊験お初捕物控”第二弾。
双頭の鷲〈上〉 (文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
時は、中世。イングランドとの百年戦争で、劣勢に陥るフランスに登場したベルトラン・デュ・ゲクラン。このブルターニュ産の貧乏貴族、口を開けば乱暴粗野なことばかり。だが幼き日より、喧嘩が滅法強いベルトラン、見事な用兵で敵を撃破する。神は、武骨なその男に軍事の大才を与えたもうた!鉄人チャンドスは戦慄し、好敵手グライーは闘志を燃やす―。歴史小説の新たなる傑作。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
佐藤 賢一
1968(昭和43)年、山形県生れ。東北大学大学院でフランス中世史を専攻する。’93(平成5)年、『ジャガーになった男』で、小説すばる新人賞を受賞。’99年、『王妃の離婚』で、直木賞を受賞する。ヨーロッパを舞台とした、歴史・時代小説の若き旗手として、活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
西郷隆盛 (文庫)
出版社 / 著者からの内容紹介
西郷は詩人の魂を持った理想家であり、教育家であった。
近代日本の夜明けを告げる激動の時代、明治維新に偉大な役割を果たした西郷隆盛。その半世紀の足取りを克明に追った伝記小説であるとともに、西郷を通して書かれた維新史。
内容(「BOOK」データベースより)
近代日本の夜明け、明治維新に燦として輝きを放つ西郷隆盛。「西郷は真の政治家でありながら、世に横行する政治家ではない。西郷は詩人の魂をもった理想家であり教育家であった。芸術家になっても、すばらしい業績をのこしていたろう。そしてさらに、西郷は軍人でもなかったのである」と著者が言い切った西郷隆盛の半世紀の足どりを克明に追った伝記小説。西郷を通じて描かれた維新史としても読みごたえ十分の力作。
竜馬がゆく〈7〉 (文庫)
出版社/著者からの内容紹介
相次ぐ抗争で多くの志士の血が流れたが、竜馬の奔走によって大政奉還が実現、日本は救われる。維新政策には竜馬の精神が生きていた
内容(「BOOK」データベースより)
同盟した薩摩と長州は着々と討幕の態勢を整えてゆく。が、竜馬はこの薩長に土佐等を加えた軍事力を背景に、思い切った奇手を案出した。大政奉還―幕府のもつ政権をおだやかに朝廷に返させようというものである。これによって内乱を避け、外国に侵食する暇を与えず、京で一挙に新政府を樹立する―無血革命方式であった。